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どうすればいいの?壊れた重機・建設機械の処分について

2011年に起こった大震災の復興事業や、東京オリンピックの開催決定、また高まるインバウンド景気を受けて、建設業界の需要は高まり続けています。
そのため、街中では建設機械や重機を見かけない日が無いくらい、毎日せわしなく稼働しています。しかしそれだけ重機を使い続けてくると当然故障の頻度も多くなり、最終的に処分しないといけないものも増えてきますよね。

そんな壊れた重機や建設機械の処分はどうすればいいのでしょうか。
処分方法やそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。

処分方法① 解体

スクラップ業者に依頼して解体・処分してもらいます。
重機を解体した際に出る鉄くずは買い取ってもらうことも可能ですが、基本的には処分費用として数万円を払うことになります。解体時には書類をいくつか用意する必要があり、主なものとしては

印鑑登録証明
リサイクル券
免許証などの身分証明書
実印
車検証
自賠責保険証明書
があります。

また、公道を走れる重機の場合は、解体後に『永久抹消登録』を行う必要があります。

所有者の印鑑証明
所有者の委任状
車検証
ナンバープレート
移動報告番号
解体報告記録日
永久抹消登録申請書
自動車税申告書
手数料納付書
以上の書類を揃えて陸運局に提出しなければなりません。

解体処分は確実に廃車にできるのがメリットですが、書類や届け出等自分でしないといけない手続きが多く、また処分費用だけでなく証明書の発行にも数万円程かかるので、コストが高くつくのがデメリットと言えます。

処分方法② 下取り

新しい重機や建設機械の買い替えを検討している場合は、新車購入を条件にメーカーや販売店が古いものを下取りしてもらうことができます。新車購入と処分を同じ業者で行えるので、面倒な手続きや手間も少なく、負担が少なく済むのがメリットです。

しかし、下取りの場合、査定額が買取に比べるとかなり低い価格になる傾向にあります。これはどういうことかと言うと、下取りした重機は念入りな整備を行い、中古品として再販することが多いですが、その時の人件費や整備費、また販売後のメンテナンス代なども見越して、メーカーは確実に利益が出る金額で下取りしようとしてきます。

メーカーや販売店は買取り専門ではないので、予想以上に下取り金額が安いといったことも少なくありません。可能であれば専門の買取り業者からも見積りをとって、どちらに引き取ってもらうのが得か比較してみるのが良いでしょう。

処分方法③ 買取り

車と同じように、重機や建設機械も買い取ってもらうことが可能です。
しかし車買取業者は数万件あるのに対し、重機の買取専門業者はまだ数少ないのが現状です。重機の買取りは自動車とは違い、保管のための広大な敷地・建設業界に精通した独自のネットワーク、高い専門知識等が必要なため、業者によって買取り金額に差が出やすいのが難点です。

出来れば2社以上の業者から見積りを取ってみることをオススメします。また、故障して完全に動かなくなった重機でも、修理用の部品として一部リサイクルしたり、鉄くずとして高い価値がある場合もありますので、どんな状態であっても一度査定してもらいましょう。

壊れた重機の処分・買取りは当社にお任せください。

当社栗田商会は金属スクラップの買取りやリサイクル業の実績は10年以上あり、他社ではなかなか買取りが難しい重機や建設機械の買取り・処分が可能です。規模や状態など、どんなケースでもお断りすることはありません。見積りはもちろん無料ですので、もし重機の処分でお困りでしたらお気軽にお問合せ下さい

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